穂照・海の軌跡
目次:
闇落ちする人間の心理というものを自分なりに書いてみました。
灼滅者の戦いの風景を書いてみました。
上の続き。あるダークネスと海の関わりを書いてみました。
ちょっと変わったダークネス達の話です。
そして六年。マルグレーテとの決着。
自分で描いた絵
マルグレーテ・エストリゼン(第六猟兵)
マルグレーテ・エストリゼン - 第六猟兵 - JAEGER SIXTH -
第六猟兵・ダークセイヴァーの世界に生を受けたマルグレーテ。
こちらのマルグレーテはヴァンパイアの女王と異世界の男との間に生まれたダンピール。髪の色も黒に、年齢も幼くなっている。
駆け落ちしたという設定は引き継いでいるが、その理由はTW4が政略結婚の道具にされるのが嫌だったからというものに対し、今作では戦いの道具にされるのが嫌だったからというものになっている。どの世界でも道具扱いは変わらないのか。
駆け落ち相手は、母親の居城で庭師をしていた人間の少年。名前はシグール。
花を通じてマルグレーテと仲良くなった。
女王お気に入りの薔薇を枯らして怒りを買い、処断されそうになっていたのを見て、マルグレーテは駆け落ちを決意する。
猟兵ではないのでダークセイヴァーのどこかに匿われている。マルグレーテも依頼のないときは一緒にいる。
穂照・朱海(第六猟兵)
やっぱり作ってしまったサイキックハーツのコンバートキャラ。しかし設定は一新されている。名前と美しさへの執着を引き継いだ。
元々はあの徳川埋蔵金を頂くためのキャラだったのだが、設定を作ってから「こいつのイラストが見てみたい!」という願望が沸いてきてイラスト発注に踏み切ったという、イラストありきのキャラ。
エンパイアウォーでの猟兵の戦いに感化され自分もやってみた人。戦闘技術もとくにないのに妖刀に手を出して呪われていた。
……というのは、実質活動しだしたのはカス絵師の神がかったイラストができてからなので、エンパイアウォー終焉からそれまで呪われていた、というメタな背景の理由付けのため。
呪われた間に斬った人間の名を覚えており、それぞれ「リン」「ソラ」「アカネ」「ムク」「トビ」という。元ネタがあるが解る人はどれだけいるのか……(ヒント:コンバート元)
活動可能になったのは、呪いが解けたのではなく馴染んだから。多分生涯呪われっぱなし。
鳳鳴・ブレナンディハーフ(第六猟兵)
鳳鳴・ブレナンディハーフ - 第六猟兵 - JAEGER SIXTH -
ケルブレのコンバートと見せかけてサイハーのクラブ活動とかのテンション高い時の性格の残滓のようなもの。
真面目な僧侶の鳳鳴とド変態のブレナンディハーフの二つの人格を持つ多重人格者。
そのうち二つの人格が別れたり混ざったりして派生人格者というべきものがいくつも生まれたりするかもしれない。ガジェットショータイムとかで……
多重人格者だと複数のキャラクターが一体で動かせて、とてもプレイングに幅がもたせられる。
シリアスは鳳鳴、ギャグはブレナンディハーフと分けて活動することもできるだけでなく、オルタナティブ・ダブルで同時に存在して掛け合いをしたりもできる。
しかし欠点もある。交流に徹底して不向きなのである(鳳鳴は面白みに欠ける、ブレナンディハーフは変態すぎる)。
アノルルイ・ブラエニオン(第六猟兵)
アノルルイ・ブラエニオン - 第六猟兵 - JAEGER SIXTH -
(公式設定)
エルフの吟遊詩人にして射手。黙っていれば(人間基準で)浮世離れした彫りの深い気難しそうな容貌なのだが、大体黙っていない。里の呪い師の子として生まれるが早々に資質がないと判断され職工に預けられる。しかし真面目に仕事をせず楽器を作って弾いてばかりいた。挙げ句の果てに失踪、以後は気ままに放浪生活を送る。猟兵として世界を巡る理由を含め全ての行動原理はこの一言に集約される。「だって私は吟遊詩人なのだから!」
(以下背後コメント)
エルフの吟遊詩人、という伝統的なファンタジー世界にみられるモチーフを、真新しいカオスな世界に放り込んでみるという試み。
吟遊詩人で射手、というモチーフはウルティマシリーズのイオロというレトロゲーム寄りの発想。ファンタジー成分を増すためにエルフに。
ウルティマ世界に居そうで、かつアックス&ウィザーズ世界にいてもおかしくないキャラを目指した。
しかしトールキンは描かないであろう……。エルフというよりホビット寄りの性格である。
名前はウルティマオンラインのハートウッドにいるNPC、AnollyとBraenから。
瑞鳳・ブレナンディハーフ(ケルベロスブレイド)
暗殺者だったが誰かを殺めることに気を病んで出家したシャドウエルフ。アイスランド出身。30台。出家しても気持ちは晴れず、「デウスエクスが平和を乱すのなら出家しても同じ」と業を煮やし戦いに参加する。
ケルベロスブレイド初期にビルシャナを相手取って『ビルシャナ絶対殺す坊主』を名乗り、見得を切るのが得意だった。
宿敵に『絶対かわいい明王』がいる。背後の知らないうちにミッション破壊されていた(→柊暮葉MS『ミッション破壊〜狂信の鳥』)。
武士沢候補生による最初のイラストも格好良く、僧形のエルフというエキゾチックさも好感触であったが、活動し初めてしばらく経ってから『名前を付け間違えていた』ことが発覚(とある小説に倣って鳳鳴とつけるつもりだった)。意味がない言葉ならまだ良かったが、戦艦の名前だったのが、背後を微妙な気持ちにさせた。
そのせいでアクティブ率が低下。名前を付け間違えたことをネタにしようと思ったが、『それじゃただのネタキャラじゃねえか』ということで解決策もないまま今に至っている。
「瑞鳳が僧侶の名前で何で悪いんだ! 俺は僧侶だよ!」
皆もキャラ登録で名前を入力するときは気をつけよう。
さておき、ブレナンディハーフという名は(文法が合っていれば)アイスランド語で「燃えている海」を意味し、サイキックハーツの穂照(=火照、火があかあかと燃える様子)・海と意味が同じになる。